2019年10月25日金曜日

サッチングは分解剤を撒くだけ

サッチングとは

サッチングとは、芝生の下に溜まる「サッチ(芝刈りカスや枯れた芝)」を取り除く作業。
この「サッチ」を放置すると景観だけでなく、排水性、通気性が悪くなり、生育に良くない。

サッチングの方法

一般家庭でできるサッチングのやり方は、2パターン。

・道具を使って回収 ⇒ 重労働 (o´Д`)=з
 熊手やレーキを使用し、芝生に爪を立ててかき出す。

・サッチ分解剤を撒く ⇒ ラク!(*゚∀゚)ノ
 分解剤に含まれる微生物(バチルス菌)から発生する酵素が、サッチを土に戻してくれる。

サッチングの道具

2年目の春はガーデンレーキを使用してサッチングしました。
しかし、体力的に厳しかったことと、この年の芝生の生育状態が良くなかったので、やめました。

(右)CLUBJ W伸縮式ガーデンレーキ(大)【約1,000円】
(右)CLUBJ W伸縮式ガーデンレーキ(大)

代わりに土のリサイクル材(サッチ分解効果あり)を3年目に使用したところ、芝生の調子が良くなりました。
しかし、この商品には、大きめの木くずのようなものが入っているため、芝生の刈り高が低い場合は、沈下せず芝生の上に残ってしまいました。

自然応用科学/芝生が!まくだけで甦る 土のリサイクル材 14L【約1,000円】


今年は、一般的な粒上のサッチ分解剤を撒きました。

レインボー薬品(株)/シバキープPro 芝生のサッチ分解剤【約2,400円】
※1.5kg=37.5㎡分


↓庭にサッチ分解剤を撒いた様子。
庭にサッチ分解剤を撒いた様子

サッチ分解剤の注意点

分解は微生物の働きによるものなので、キノコ対策により殺菌剤を使用した場合、死にます。
殺菌なので。。。私が使用している、グラステン水和剤も同じだろう。
過去記事⇒【台風への備え(キノコ対策) 】

サッチ分解剤を使用する時期

殺菌剤は、5月、9月に使用しております。
長く活動してもらうため、10月に散布、10月~翌4月に活動してもらうことにしております。(ただし、10℃以下は活動しないようだ。)

サッチ分解剤の効果

菌が活動してくれたのか、サッチたまってるな~といった箇所は見当たりませんし、病気にもなりませんし。
何より、手のサッチング労働がなくなり、すごく良いです。

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2 件のコメント:

  1. こんにちは!とてもきれいな芝で、たまに参考に覗きに来てます(^o^) 今日うちもサッチ分解のパチルス菌をTM9にまいてみました。今シーズンの芝の調子はどうですか?我が家(2年目)は日照不足もあり、ところどころはげております。1年目より2年目の方が難しいですね!

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  2. コメントありがとうございますm(_ _)m
    ブログ更新ご無沙汰ですが、芝生管理は怠りなくやっております。今年5年目となりましたが、安定して育つようになりました。
    サッチングはせず、分解剤を毎年秋に撒いておりますが、翌年春の立ち上がりが早いように感じます。
    お互い手抜きしながら頑張りましょう(^o^)

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